MongoDB コマンド "mongod" の 使い方

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使い方…というほどの事もないので、 mongod コマンドの基本的な使い方(オプション)をまとめます。 ここで取り上げているのは重要そうなオプションのみで、実際にはほかにもオプションがありますので 公式マニュアル を参照ください。


目次


基本オプション

オプション 説明
--config <filename>, -f <filename>

起動オプションを記載した設定ファイルを指定します。

設定ファイルへのパスに空白が含まれる場合、ダブルクォート(")で括ります。

設定ファイルは ASCII エンコード を利用します。 UTF-8 など ASCII 以外はサポートしていません。 設定ファイルと起動オプションを同時に指定した場合、起動オプションの値が優先されます。

--port <port>

デフォルト: 27017

MongoDB が TCP接続 を待ち受けるポート番号を指定します。

--maxConns <number>

MongoDB が 受け付け可能な同時接続数を指定します。

--logpath <path>

ログファイル出力するパスを指定します。

--logappend

MongoDB を再起動した際、既存のログファイルの続きからログ出力を行います。

MongoDB のデフォルトは、再起動すると既存のログファイルをバックアップして新規にログファイルを作成します。

--slowms <integer>

デフォルト: 100

プロファイリングする閾値をミリ秒で指定します。

--profile <level>

デフォルト: 0

データベースプロファイリングレベルを変更します。

レベル 説明
0

Off

プロファイリングを行いません。

1

On

遅い操作のみプロファイリングを行います。

2

On

すべての操作をプロファイリングします。

--auth

データベースのアクセス制御を有効化します。

ユーザーの設定変更は mongo コマンドから行います。 ユーザーが存在しない場合、 localhost からのみ説語句が許可されます。

--bind_ip <address>

デフォルト:すべての接続

MongoDB が 接続を受け付ける IPアドレス を指定します。

--dbpath <path>

デフォルト:C:\data\db

データベースファイル を格納する ストレージパス を指定します。

Windowsサービスインストールオプション

オプション 説明
--install

MongoDB を Windowsサービス に追加します。

必要に応じて --serviceName--serviceDisplayName を同時に指定します。

--remove

Windowsサービスから MongoDB のサービスを削除します。

--serviceName でデフォルト以外の名前をインストールしていた場合、--serviceName を指定する必要があります。

--serviceName <name>

デフォルト: MongoDB

サービス名を指定します。

ここで指定した名前は net start <name>net stop <name> の引数で利用されます。

--serviceDisplayName <name>

デフォルト: MongoDB

サービス管理ツール上に表示される名前を指定します。

--serviceDescription <description>

デフォルト: MongoDB Server

サービス管理ツール上の説明に表示する文字列を指定します。 空白を含む場合はダブルクォート(")で括ります。

--serviceUser <user>

MongoDB の実行ユーザーを指定します。

--servicePassword <password>

MongoDB を実行するユーザーのパスワードを指定します。

参考記事

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